鉄道PV制作にあたっての編集・体験談

鉄道PV制作にあたっての編集・体験談

YouTubeにて、鉄道界隈で話題の【鉄道PV】というジャンルの動画。
それは、音楽に合わせて鉄道やその沿線の映像風景やグラフィックアニメーションを駆使した映像作品のこと。
ジャンルは幅広く、ロック系やポップ調の映像作品から、感動系の作品などが多数ある。
単に映像をつなげるだけでは、ただのスライドショーになってしまう。

私の目指すPVは「映像作品」であるということ。視聴者を制作者目線の世界に引き込ませ、楽しませたり感動を与える。
作品でこだわっているポイントが、音源の曲調によって映像のカラーグラデーションを変える技法だ。イントロは少し色彩を単色に近づけつつ明暗度を少し下げ、曲のサビで明暗度と色彩を明るくし、作品全体にメリハリをつけるところだ。また曲調のリズムに合わせて映像を変化させることも、鉄道以前にPVの基本だ。

グラフィックアニメーションを織り交ぜた作品を作る際は、自分の感性でオブジェクトや動きを表現していく。
映像風景を主張したいときは、撮影時のアングルや光の明暗を隅々までこだわる。
また、ポエムのようなメッセージを入れ、画像や映像を入れると、エモーショナルな作風に仕上がる。
楽曲にもこだわる。ロック系は新幹線や速達性のある疾走感のあるものが主になってくる。逆に、映画やドラマで使われたサウンドトラックを使うと、ゆったりとした田園風景、自然と調和した列車のしっとりとした作風が主となる。そこにさらに、黒背景の白文字(沿線や制作者自身が伝えたいメッセージ)を入れると、ドラマや映画のワンシーンのような世界観が出来上がる。これはもう自身の感覚で制作する。

私はジャンルに縛られず、ロック系からエモーショナルまで幅広く作ってきた。幅広く作ると自身の世界観も各々で変わり、視聴者側としても、制作者側としても面白い。
視聴者からのコメントでは、「同じ制作者なのに作風が曲によって変わっている」という方や、「アニメーションのインパクトが強かった」などが寄せられた。
これらが私の中の【鉄道PV】という映像作品だと思っている。

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